家島本島は、瀬戸内海播磨灘に浮かぶ44の島からなる家島諸島のひとつ。
年間を通して雨が少なく温暖な瀬戸内式気候は快適に過ごせます。
姫路港から定期船で30分という好立地は、観光のみならず通勤・通学にも便利で、
子育てをする環境としても優れています。
物があふれていた都会で生まれ育った僕にとって、家島の暮らしには足りないものが多くありましたが、不満はありませんでした。
いかにコンビニが、マクドナルドが、吉野家がありがたいものかを知ることができました。
当たり前だと思っていたのものの幸せを感じることができるようになりました。
つまり、幸せのハードルが下がったのです。
一方、家島ならではの風景や食べ物と出会いました。
船の大きなスクリューや石を運ぶため船に積むバケット。
猫が日向ぼっこする神社。
夕方、路地から溢れてくる魚を煮付ける醤油の匂い。
悶絶級!の鯖の刺身の美味しさ。
夜の静寂の中、波で軋む船にかかる木板の音。
関西ノリの大きな声でしゃべる朗らかな島の人たち。
これらはこの島の日常です。
この島に来た時、この日常=「島の暮らし」こそが最も愛おしく、最も魅力的で、守り伝えていくべきものだと気付いたのです。
かつては採石業や海運業で賑わい最盛期に7,500人いた島の人口は、いまや約2,200人。
人口減少が急速に進んでいますが、
現在、島にいる人は「ないものを嘆くよりも、いまあるものを楽しんで」暮らしています。
この楽しい”島の暮らし”を存続させる・より楽しくする・より広く知ってもらうために、新しい取り組みを始めました。
遊んで、食べて、この島の日常を愛おしく、魅力的と感じることができたなら、家島で暮らすという選択肢もあるかもしれません。
いえしまコンシェルジュは、空き家のご紹介や、
週末だけスキルを生かしていただく週末島活のお手伝いをしています。
お気軽にご相談ください。
空き家のご紹介
かつて採石業や海運業で賑わい最盛期に7,500人いた島の人口は、いまや約2,200人。まだまだ使える建物が壊されるのはもったいない。
いえしまコンシェルジュは、平成元年より家島の空き家対策に取り組んでいます。
移住者ならではの視点で情報提供いたします。
移住や二地域居住をお考えの方はお気軽にご相談ください。
観光以上、移住未満な「週末島活」
島には、たくさんの「ちょっとした困りごと」が溢れています。
また、こんな家島にも非日常を求めて年間約8万人の観光客が訪れます。
この立地を活かして、島にないコトやモノを都会から持ってこれないか?
都市部で暮らす、いまの仕事以外に「やりたいこと」を持っている人に、仕事ではない場で提供してもらえないか?
それが、島で週末を過ごし自分の技術や趣味を活かして活動してもらう「週末島活」というプロジェクトです。
あなたの思いや技術で、島の未来は変わる可能性があります。
週末だけでいいんです。あなたの技術をぜひ家島で活かしてください。
私たちは、そんな、島の暮らしを豊かにしてくれるための仲間を求めています。
私たちが目指すこと
島で小さな商いを興すことで、観光だけでは味わえない、島のリアルに触れることができます。
このプロジェクトのゴールは、つぎの3つです。
小さな商いを通じて島の暮らしに触れる
小さな商いを実践することで島の暮らしを豊かにする
参加者の交通費とするための収益を得られる小さな商いとする
これまでの事例
週末島活メンバー募集
週末島活や移住にご興味のある方は、いえしまコンシェルジュ中西までご連絡ください!
こんな人を募集してます
<技能編>
ものづくりが好きな人
島の特産品やコンテンツを活かした商品開発・販売。自分で作っているものの販売。
デザイン・編集ができる人
写真撮影・記事制作・デザイン制作
イベントが好きな人
島をPRするためのイベントの企画推進
こんな人を募集してます
<モチベーション編>
現場を楽しめる人
島は圧倒的な現場です。考え・企画したことを、現場で試す・行動することこそ大切ですので、その現場を一緒に楽しめる方を探しています。
チーム活動を楽しめる人
本業の仕事ではなく、思いを同じにする利害関係のない間柄だからこそ、お互いを尊重しあうことが大切です。週末の楽しみとして、みんなでわいわい集える人を探しています!