兵庫県「人間サイズのまちづくり賞」知事賞を受賞しました
こんにちは。いえしまコンシェルジュの中西です。
この度、兵庫県主催「第26回 人間サイズのまちづくり賞」において最高位となる知事賞を受賞し、2024年11月20日に兵庫県公館で行われた授賞式に参加いたしました。
弊社の長年のまちづくりの取り組みが認められ、とても嬉しく思います。
審査員の方からは「まちづくりは一朝一夕にはできない。そして勇気もいる。お金もいる。誰がリスクをとってやるか。島外の人が活動し島の人たちがそれを支えていることが評価された」とコメントをいただきました。
また受賞において、スピーチの機会をいただきましたので以下のようなことを話しました。
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私たちは姫路市の離島家島において、島の暮らしに焦点を当て、観光を手段とするまちづくりの会社です。
弊社が取り組んできた活動にこのような賞を頂いて大変光栄に思います。
経済合理性だけを考えれば、島に住まず皆都会に出た方が合理的です。
しかし、服部副知事のお話にもあった通り、そうではない。
(*「この賞は、阪神・淡路大震災をきっかけとして、成熟した現代社会において、経済効率性や機能性を優先するのではなく、生活者の視点に立ったまちづくりを進めていこうという趣旨でできた賞です。」というお話がありました。)
そういう点からも今回の受賞は「家島という地域が認められた」という喜びもあります。
私自身がまちづくりを志し、活動を始めた当初は不審者に間違えられたこともありました。
それでも庇ってくれる人、受け入れてくれる人、見守ってくれる人がいて、色々な活動を島の人と一緒にしてきました。
中には残念ながら亡くなってしまった方もおられます。
人口は減り続け、厳しい状況ですが家島が元気になれば日本の地域が元気になると信じて、島の暮らしの存続させるために歯を食いしばって取り組んでいます。
どうか引き続き、家島に興味を持っていただき、応援していただければと思います。
ありがとうございました。
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引き続き、「まちづくり」に邁進したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!