いえしまコンシェルジュとは

いえしまコンシェルジュ 中西和也

中西 和也/ナカニシ カズヤ
1985年生まれ
大阪市出身

熊本の大学を卒業後、2級建築士の免許を取得。
土木施工管理会社や都市計画系のシンクタンクに所属。
その間に、フリーター・ニート生活も経験(!)

2009年10月 NPOいえしまの企画”ゲストハウスプロジェクト”で家島と出会い、衝撃を受ける。
2010年8月 家島にある「割烹旅館 志みず」にてインターンを経験し、家島にのめり込む。
2011年4月 家島に移住。「海の家中村荘」で働きながら、”家島ガイド”の準備を進める。
2011年10月 “家島ガイド”を開始。

これまでの経緯と家島への思い

人口は減っていくのに、建築って必要??

「なぜ、日本の人口は減っていくのに、まだ新しい建物を建て続けなければいけない?」僕は大学で建築を学びましたが、考えれば考えるほど、この疑問が頭について回りました。そのために、素直に建築業界に身を置く事ができず、もう少し広い都市という視点から人口減少社会に向き合うことにしました。

働きながら、これからの日本の都市を考えると、どうも”大都市の存在”に違和感を感じ始めました。というのも、人口減少が顕著なのは地方都市なのです。多くの地方都市の衰退があって、ようやく大都市に影響がある。ということは、地方都市こそ、今後の日本における先端地域であると言えます。

家島との出会い

そういったことを考えていた折、ちょうどNPOいえしまの企画”ゲストハウスプロジェクト”を知りました。“いえしまコンシェルジュ”という、家島の総合的な観光コーディネーターを養成し、地域の空き家をゲストハウスとして活用するという趣旨です。

離島はまさに地方都市の中の地方都市。今後の日本における最先端に触れられる!!と思い、気合を入れて参加したのですが、実際に家島に着いてビックリ!!離島というイメージから遠くかけ離れた町の風景。間違いなく美味しい魚!そして何より、NPOいえしまのメンバーが強烈・・・。

不意打ちを喰らった感じでしたが、打ち所が良かったのか悪かったのか、そんないえしまの不思議な魅力にとりつかれました。

家島への思い

そんなこんなで、家島にのめり込むようになったのですが、もっともっと家島の海のこと、魚のこと、人のこと、風景のこと、歴史のことを知りたいと思い、2011年4月に移住しました。

家島の風景・魚・人はとても魅力的で、知れば知るほど面白いものです。
しかし、その魅力のほとんどは人々の生活と密接に関連しているため、誰かに説明してもらわなければ分からないものです。おそらく、ふらっと家島に来ても、何だか不思議な町ということはわかると思いますが、その理由はわかりにくいと思います。

そこで、こんなに面白い家島を多くの人に知ってもらいたい!という思いから、”家島ガイド”を始めました。

家島において牧歌的な生活、いわゆる田舎暮らしがしたいわけではなく、人口減少社会の地方都市におけるライフスタイルのひとつのあり方を提案できればと思って活動します!

刺激を受けた人やもの

色んな人との出会いによって、家島に辿り着き、”家島ガイド”を始めるに至りました。
そんなお世話になった方や刺激を受けた方々を紹介いたします。(順不同・敬称略)

ねねやん(Himeji 588 GuestHouse

いえしまコンシェルジュメンバー ねねやん

 

 

いえしまコンシェルジュメンバー。
この笑顔と行動力で、大阪・姫路において、とてつもなく広い人脈を持っています。
そして、その幅広い経験からいつも的確な助言をしてもらっています。感謝!!
でも、自分のことになるとちょっと抜けている所があるのが、またキュートな所。
2011年11月25日、姫路城近くでゲストハウスをオープン。
その名も「Himeji 588 GuestHouse ひめじガハハゲストハウス」。
今後、家島も含めた姫路にとってどのような場になるのか、とても楽しみです!

ばたちゃん

いえしまコンシェルジュメンバー ばたちゃん

 

 

いえしまコンシェルジュメンバー。
ねねやんからの紹介で、コンシェルジュ養成講座を受けていないのに、とても積極的に活動に協力してくれています。
釣り好き料理好きなので、それらに関して教えてもらうこともよくあります。
お酒目当てで出歩くことが好きなようで、姫路のあちこちに出没しているそうです。
最近は飲みすぎを反省して、おとなしくしているみたいですが・・・。

ねーねーさん

いえしまコンシェルジュメンバー。
元いえしまっ子で、現在は姫路にて人気のアロマのお店を開いておられます。
そのお店、残念ながら男性はNG。。。
地元家島の事にも精通しており、経験の豊富さから様々なアドバイスを頂いています。

おりえさん(1166バックパッカーズ

いえしまコンシェルジュメンバー おりえさん

 

 

長野で人気の「1166バックパッカーズ」というゲストハウスのオーナー。
実は、いえしまコンシェルジュのメンバー!
ゲストハウスという場所を基点に、人がつながる様々な楽しい企画を仕掛けています。
いつも個性的な人が集まっている印象で、必ずまた訪れたい気持ちになるゲストハウスです。

イッシー君(東京ゲストハウスtoco.

イッシー君

 

 

イッシー君とは、1166バックパッカーズを通じて知り合いました。
この青年が、実は、東京の「toco(トコ)」という外国人に人気のゲストハウスの経営者の一人です。
年齢は僕よりも若いのですが、ビジネスやゲストハウスに対する考え方は芯の強いものを持っていて、その思いを伝える能力も長けています。
そういうところにすごく刺激を受け、勉強になりました。
まだ行けていないので、tocoにも行かないと。。。 ←2012年11月初訪問しました!!

りっちゃん、けんちゃん(DREAM ISLAND

小豆島で「DREAM ISLAND」というNPOが島歩きをビジネスにしているということを聞き、ぜひ行ってみたいと思っていました。
そのことを聞いて3ヶ月後、実際に「DREAM ISLAND」の島歩きに参加し、担当のりっちゃんと、シーカヤックを担当するけんちゃんにお話を伺うことができました。
同じ離島という舞台で、実際に地域資源を活用してビジネスを成立させていること、その背景と思いを聞き、改めて自分の考えや思いを省みる機会となり、より現実的に考えられるようになりました。
そして、家島で出来る島歩きの形を模索した結果、“家島ガイド”にたどり着きました!
同じ離島。同じ瀬戸内海。おそらく、これから先も何かしらつながる関係だと思っています。